水虫について

Q:水虫とは?

皮膚科でよく診る病気のひとつです。白癬菌というカビが皮膚に寄生することで発症します。厳密には足に寄生した足白癬を水虫と呼びます。むずがゆくなったり、皮がめくれたりしたら、この病気を疑います。顕微鏡検査で判定します。水虫を放っておくと、爪水虫になったり、水虫から細菌感染を起こして赤くはれて痛くなることもあります。糖尿病のある方は特に気をつけた方がよいでしょう。

Q:治療法は?

基本は抗真菌薬(カビの薬)を外用することです。爪水虫の場合は、内服治療することもあります。

Q:うつったりするの?

よく質問されることですが、白癬菌はカビなので、ジメジメしたところをよく好みます。そういったところを介してうつる可能性はあります。例えばお風呂場のバスマットなどです。逆に言うと、そういうところ以外ではうつる可能性は低いと考えます。